新年度が始まり、新生活にも慣れてきたころ、中学校では恒例の「部活の体験入部」が行われました。
我が子は新2年生になりますので、新1年生を迎える側としての仕事を行いました。
上級生として迎える1年生の部活見学
1年生の部活見学では、 ミニコンサートを行いました。ミニコンサートでは、2,3年生が
- どんな楽器があるのか
- みんなで演奏している様子
などを1年生に伝えます。
吹奏楽は「ある程度の人数が必要」の部活動ですので、2,3年生は部の存続をさせるために必死(笑)で部の良さをアピールするようです。
1年生の体験入部
2週間の間に、1年生は「様々な部活動への体験入部」を行います。
もちろん1つの部で2週間体験するもよし、入部を迷っている部活動が複数の場合には交代で体験入部するのもアリです。
吹奏楽部では、1年生の体験入部期間のうちになるべく多くの楽器に触れてもらうようにしています。実際に音を出してみてもらうこともしています。
多くの楽器に触れてもらう理由
- 色々な楽器に触れることで1つの楽器にこだわらないようにできる。
- 体験入部とはいえ、すでに楽器の適性を見ている。
- 単純に楽器に触れる楽しさを知ってもらうため。
特に上2つの項目は重要です。
吹奏楽部に入る子の多くは、「あこがれている楽器」「演奏してみたい楽器」があります。しかし、大勢で一つのものを作り上げる部活動ですので、みんなが希望通りの楽器を演奏させてもらえるわけではありません。
チームとしてのバランスがありますからね。
そこで、いろいろな楽器に触れてもらうことで、1つの楽器だけではなく多くの楽器に興味を持ってもらう狙いがあります。そして、体験入部とはいえ、すでに適性を見られています。
- 唇の形
- 歯の形
などから、木管楽器・金管楽器の向き不向きもわかるとのこと。
そして、唇や歯の形も適性項目にありますが、絶対条件は
- 高音でも低音でも音を出すことができること
ですので、体験入部の時にはすでにこれらのことも見られています。
今年度は娘も、1年生に楽器の扱い方を教えながらこれらの項目のチェックをしたそうです。
1年生本入部 自己紹介で希望楽器を聞く
毎年初めに自己紹介と共に1年生には「演奏したい希望楽器」を聞きます。
今年度は、
- フルート
- トランペット
に人気が集中し、娘が担当しているサックス希望者は0.5人だったと言います。
0.5人…というのは、この子が「トランペットかサックスがやりたい。」と言ったためです(笑)サックスって意外と人気ないんでしょうか(´;ω;`)
ちなみに昨年度は、
- フルート
- クラリネット
が人気でした。フルート人気すごいですね。
さいごに
新1年生は入部しましたが、「楽器決め」はまだこれからです。
しかし、楽器を決める前から「新1年生の適性を見る」という仕事は始まっているようでした。
娘は、3年生から次期パートリーダーと言われているくらい、信頼をされて(?)いますので、 2年生の内から「1年生の主たる指導係」を任せられています。
もちろん3年生も一緒には居てくれるそうですが、3年生も夏には引退ですので、「後継者育成」をしたいと思う思いもあるのですね。
新年度の部活動はまだ始まったばかりです。「先輩」としては1年目の娘はこれからどのような先輩となるのでしょうか?
新しい仲間と共に充実した時間を過ごしてほしいものですね。
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