現在中学2年生の娘は、吹奏楽部に所属しており、1年生の頃からテナーサックスを担当していました。しかし、夏の大会が終わって3年生が引退して間もなく、顧問の先生から「アルトサックスの1stをお願い。」と言われたことから、急遽吹き慣れないアルトサックスでの練習を始めました。
【中学吹奏楽】娘が突然テナーサックスからアルトサックスへ転向 顧問からの突然の宣告
しかしながらかなりの大音量が鳴るサックスの練習は、学校以外のところではなかなか思うように練習ができず(もちろん自宅でも近所迷惑になるため無理です💦)日々の練習の場は、週4回の部活動の中のみとなっています。そのうえ娘は、「ソロコンテストに出場したい」と言いだしました。
ソロコンテストに出たい理由は…
娘がソロコンテストに出たいと思った理由は、中学に入ってから今日までの練習の成果と、自分の今現在の実力を知りたいからというものでした。
今自分のレベルがどの程度のものなのか?ということを客観的に評価をしてもらい、その後の活動に役立てたいという気持ちはとても良いことだと思います。
娘の中では、「アルトサックスの1st」というのも多少なりともプレッシャーになっているのかもしれません。あるいは、自信を付けたいと思っているのかもしれません。
コンテストと一言で言っても、お金が絡んでくることには間違いありません。しかし、娘が今だからこそできることを希望するのであればなるべく「やりたいことはやらせてあげたい」とも思っています。
と、言うことで少しばかりコンテストに出場するにあたって最低限必要と思われる金額を調べてみることにしました。
サックスのソロコンテストではピアノの伴奏が必要
全く音楽に無知な私は、ソロコンテストにピアノの伴奏者が必要であることも知らなかったです。
伴奏者については特に指定されているわけではありませんので、
- 友人・知人
- 身内(親兄弟など)
- ピアノの先生(ピアノ教室に通っていれば)
など、お願いできそうな人がいればお願いして一緒に参加することも可能だそうです。
しかしながら、ピアノ教室は退会してしまったし、ピアノを弾くことができる知人などもいません。もちろん私も弾くことができません(笑)
ですがこの伴奏者に関しては、学校の先生からご紹介していただけるとのこと。
ただし伴奏してくださった方には、
- コンクール当日10000円ほどの謝礼が必要
- コンクール前のリハーサル時のことは明言されませんでしたが、おそらく1回あたり3000~5000円程度の謝礼が必要だと思われる(リハは本番前の1~2回)
とのことでした。
コンテストのエントリー料
音楽関係のコンテストや発表会は「エントリー料」が必要になります。
以前、ピアノ教室に通っていた時も、
- 発表会1回につき約10000円の参加費
- 昇級テストは1回につき数千円(グレードによる)
- その他コンテストに出場の際は10000円~参加費が必要
各種イベントごとに参加費が必要でありました。
ピアノ教室で行われていたコンテストなどの参加費は、
- 会場使用料
- (コンクールにおいては)審査員への謝礼
- 出場者への記念品(参加賞など)費用
として使われていると講師の方から聞いたことがあります。
吹奏楽においても同様の使われ方をされていると思いますが、コンテスト1回につき10000~20000円ほどのエントリー料を支払うことになります。
1つのコンテストでも、いくつかの予選から成っているので、上へ勝ち進んでいく度エントリー料を支払う形となります。(ですので、上手な子ほどお金がかかるのです💦)
もちろん、先に書きました伴奏者への謝礼もその都度支払う形となります。
専門の講師に個人レッスンをしてもらう
学校での練習のみでは明らかに「練習不足」となってしまうため、コンテストに出場希望の子は「専門の講師に個人レッスンをしてもらうこと」が必要になります。もちろんこちらの費用も個人負担となるため、保護者の同意は必須です。
サックスのレッスン代は、1回30分で3000円位が相場であり、月に何回レッスンをおこなってもらうかによって予算が変わってきます。
わが家では、1回45分×月2回で9000円のコースでサックスレッスンをお願いすることにしました。
サックスレッスン始めます
部活動の時間だけでは練習の時間が足りないと言われてしまったことから、娘のたっての希望もあり、習い事の一つとしてサックスレッスンに通わせることにしました。しかし、サックスのレッスンをおこなっている場所は市街地の大きな駅前など限られた場所にあり、自動車で20分ほどの距離であるため送り迎えが必須となりそうです。
バスでも乗り換えなしで行くことは可能ですが、
- 夕方からのレッスンであること
- サックスが大きく、手荷物としては重いこと
- 学校からの借り物サックスであり、落としたり、ぶつけたりするリスクを減らしたいこと
などの理由もあって、娘にバスで通ってもらうことは心配でもあります。
ともあれ、来月からレッスンがスタートすることが決まっていますので、私は娘の活動を金銭面とお抱え運転手として支えていかなくてはならないのです(´;ω;`)
さいごに
中学校の部活動引退まで1年を切ってしまった娘。残された時間を悔いのないように成果を残したいという気持ちがヒシヒシと伝わってきたため、これからかかるであろう大きな出費(笑)に覚悟を決めたおやっさんなのでした。
「吹奏楽部はお金がかかるよ~。」
と周りから言われていたのですが、その言葉の意味をじわじわと感じることとなりました。
わが家では、My楽器購入はしませんでした。娘はMy楽器を欲しがりましたが、
- サックスのような木管楽器はパーツが多いので中古であっても高価であること
- メンテナンスや修理にもお金がかかり、維持費だけでも高価であること
- 娘に中学校卒業以降、吹奏楽を続けたいという意思が見られないこと(マイ楽器を購入してもすぐに使わなくなる可能性が高いこと)
もありましたので、学校からのレンタル楽器で我慢をしてもらっています。
そんな娘にも一つでも多く、「吹奏楽部の思い出」を作ってもらう…という意味も込めて今回の決断をしました。
お金は必要ですが、そこは親である私ががんばること(^^)
娘には「やると決めたからにはベストを尽くせるように努力する」ように頑張ってもらいたいと思います。
【中学校吹奏楽部】約半年間でかかった費用(テナーサックス)
【中学校吹奏楽部】娘の部活動見学から本入部して担当楽器が決まるまで 娘とサックスの出会い
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